理工系大学生の自己投資日記

現在某私立大学の理工系学部に所属している自分の就活のことや趣味に関することを書いていきます。

100円のコーラを1000円で売る方法 書評

 

 

 

100円のコーラを1000円で売る方法 永井孝尚(日本IBM) 中経出版

マーケティングがわかる10の物語。
 
 
 
この本はセールスにおいて非常に素晴らしい経歴の持ち主である宮前久美という女性が、会計ソフトの商品企画部に異動し新たな会計商品を生み出そうと奮闘するという物語形式の本になっています
 
 
 
この本を読んでみてほしいのは主に

マーケティングに興味があるけどあんまり難しい本は読みたくない!」

という学生さんなどの初学者
 
 
 
実際に筆者は理系でマーケティングのことなの少しもわからなかったのですが、難しい言葉などあまりなくすらすらと読めました
 
 
 
 
 
 
何が書かれているのかいくつかピックアップしてみました
  1. 事業の定義を決めることの大切さ
  2. お客様の言いなりになってはいけない
  3. バリューを売るということ
 
 
 
 
 
 
1.事業の定義

 

 

「自社事業をどのように設定するかによってその企業の戦略が大きく変わってしまう」

 
 
 
この本では製品志向と市場志向の二つに分類して説明しています
 
 
 
スキンケア業界を例にとると
製品志向とは"化粧品を製造販売する"といったような製品視点の事業で、市場志向とは顧客の立場に立って考えれられた"スキンケアの未来を変革する"といったように化粧品のみではなくもっとマクロな視点で事業をとらえるということです。
 
 
 
この二つの違いについてはRound1(第一章)に詳しく書かれています。
 
 
 
 
 
2.お客様の言いなりになってはいけない
 
 
 
「お客様の言いなりの商品ではお客様の期待を超えることはできない」
 
 
 
顧客満足=顧客が感じた価値-事前期待値
 
 
 
という顧客満足の式をどのように満たしていくのかを説明しています。
 
 
 
この本ではIphoneが例に出されています。実際にスマートホンは"ボタンで文字を入力する"という私たちの想像を大きく超えてきたためにいまやガラケーのシェアを完全に抜き去る結果となっていると思います。
 
 
 
 
 
3.バリューを売るということ
 
 
 
我々が販売するのは製品だけではない」
 
 
 
この一文が言わんとしていることに関して皆さんも一度は体験したことがあると思います。
 
 
 
えば高級レストランではコンビニで売っているようなジュースなどでも結構な値段することが多々あります。これはそのレストランがジュースだけではなく様々なサービスも一緒に提供しているために、値段が普通よりも高く設定されているはずです。
 
 
 
もっと顕著な例でいうと、自分の好きな芸能人がコーヒーを入れてくれるなら1000円くらい安いもんだと感じる人がたくさんいると思います。
 
 
 
これはつまり製品だけではなく、バリューを売っているということなのです。
 
 
 
 
 
 

 

 

とてもためになると思いますので、詳しい内容は実際に買って読んでいただけると幸いです。

 

 

 

100円のコーラを1000円で売る方法

 

 

 

 

 

 

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